プロペシアのジェネリックとして販売されているインド・シプラ社が製造している「フィンペシア」。私もはげ予防として、毎日1錠飲んでいますが、特に副作用などもなく、体調に変化はありません。
そして、はげていません。
はげたくない人には、はげる前からフィンペシアなどのフィナステリド薬を飲むことをオススメします。
フィンペシア以外にもプロペシアのジェネリックは何種類か販売されています(日本では未承認なので個人輸入前提です)が、フィンペシアを購入しようとすると気になるワードが出てきます。それが「キノリンイエローフリー」です。
そこで今回は、キノリンイエローフリーとは何なのかについてまとめてみます。
キノリンイエローとは何か?
キノリンイエローフリー、つまりキノリンイエローがフリー(使っていない)と言うことです。
そこでまずは、キノリンイエローが何かについてまとめてみます。
- 黄色203号と言うタール色素(化学合成物質)です
- EU、香港、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランド、インドネシアでは着色料として使われていますが、日本では認可されていません。
- 発ガン性物質を含んでいるという噂がありますが、実際には発ガン性は認められていません。
- フィンペシアではコーティング剤として使用されていますが、極微量で毎日服用しても問題はありません
キノリンイエローにに含まれているタール色素が発がん性に関与しているので、
「キノリンイエロー=発がん性」
と言うイメージが定着してしまったようです。
参考:内閣府 食品安全委員会 ハザード概要シート(案)(キノリンイエロー)PDF
注)PDFをダウンロードします
キノリンイエローに発がん性は認められていない
先ほどの内閣府食品安全委員会のデータを確認してみても、結局のところキノリンイエローには発がん性は認められていませんので、特に心配する必要はありません。
そうは言っても、”発がん性”と言う怖い言葉と悪いイメージが先行してしまいました。
その対策として、フィンペシアの製造元であるシプラ社が”キノリンイエローフリー”として、新しいタイプのフィンペシアを販売しました。
なので、同じフィンペシアにも2種類があります。
ピンクのパッケージのキノリンイエローをコーティング剤として使っている旧タイプ、グリーンのパッケージのキノリンイエローフリーの新タイプです。
ピンクのパッケージはインド国内での流通用になっているので、通常はグリーンのパッケージのキノリンイエローフリーの新タイプを購入してください。
結論:キノリンイエローフリーじゃなくても大丈夫
結論としては、キノリンイエローフリーじゃなくても大きな問題はありませんので、そこまで気にする必要はないようです。
とは言っても、一度聞いてしまうと、気になってしまうのが人情ですので、心配になってしまう方は、新しいキノリンイエローフリーのフィンペシア(緑のパッケージ)を選べばOKです。
ちなみに、フィンペシアは成分鑑定もしっかり受けているメーカー正規品が安心して購入できるオオサカ堂がおすすめです。