キューティクルがなくなるとハゲる?ハゲ予防でやるべきことはシンプルだった

「キューティクルが失われるとハゲやすくなる」なんていう噂があります。果たしてそれは本当なのでしょうか。その謎を解明してみたいと思います。

 

そもそもキューティクルとは何か

まずはキューティクルとは何かをしっかり確認してみます。

キューティクルは髪を構成する一番外側の層で、たんぱく質が主成分。魚のウロコのような形をしています。

キューティクルの役割は「髪に含まれる水分や栄養を保持する」「刺激や摩擦から髪を守る」などがあります。

健康な髪ではキューティクルが綺麗に整っていますが、キューティクルが傷んではがれてしまうと、水分や栄養を保持できなくなってしまうので、ツヤや柔軟性が失われて、切れ毛などの原因となってしまいます…

健康な髪とキューティクルが失われた髪のイメージ

髪の毛は3層になっていて、外側から順に

  • キューティクル
  • コルテックス
  • メデュラ

となっています。

日本人の髪の毛の太さはだいたい0.01mm以下。キューティクルは、髪の毛の表面を覆っていて、外部の刺激から守っているんですね。

キューティクルが剥がれる原因

キューティクルは髪の根から毛先に向かってウロコ状に重なり合い、非常に薄い細胞が6~8枚密着した層になっています。

健康な髪は、ウロコが規則的に整った波状をしていますが、傷んだ髪は乱れています。

キューティクルはもろくて摩擦に弱いため、シャンプーの仕方、タオルの拭き方、ドライヤーの熱などによって傷ついたり、はがれたりしてしまいます。

そしてキューティクルがはがれてしまうと、内部のタンパク質が流出し切れ毛や枝毛の発生しやすい状態になります。

キューティクルが剥がれてしまう前の状態であればトリートメントなどでキューティクルを補修することができる場合もあります。その場合は、アミノ酸系シャンプーやトリートメントを使うと良いですね。

一度失われたキューティクルは元に戻らない

キューティクルが剥がれてしまった髪は傷んでいる状態です。

ご存知の方も多いかとは思いますが、髪の毛は死んでいる細胞ですから、皮膚などと違って「再生する」ということはありません。

一度失われたキューティクルは元に戻らないのです…

キューティクルを無くさないためにできる事

そんな大事なキューティクルを無くさないためにできる事・注意点があります。

まずは、濡れた髪を乾かすとき、タオルで髪に押し当てるように軽く拭くようにしてください。

キューティクルが失われてしまうのでゴシゴシと拭かないようにしましょう。

 

髪が長めの人はドライヤーで7割程度乾かします。

完全に乾かしてしまうとキューティクルが傷んでしまいますのでNGです。

 

リンスは使っても大丈夫ですが、ちゃんと流すようにしてください。短髪の人は本当はリンスをしない方が良いですね。

 

抜け毛の話

髪は3〜5年サイクルで生まれ変わります。健康な方は毎日約100本程度は抜けても問題ありませんが、もしも細い毛が多く抜けているようでしたら注意が必要です。

髪は細い髪から太い髪へと成長していきますが、細い髪が抜けたということは、まだ育ちきっていない髪が抜けたということです。

細い毛が多く抜ける状態は危険が迫っていると考えて下さい。

キューティクルとハゲの関係

パサパサの傷んでいる髪は切れやすいです。傷んだ髪が直接抜け毛の原因となるわけではありませんが、切れ毛が多ければ頭全体が薄く見えてしまいます。その結果ハゲているように感じられてきます。

それが「キューティクルが失われるとハゲる」という理由です。

そして、どんなシャンプーを使ったところで、抜け毛予防の効果は期待できません。AGAであれば、ハゲる原因ははっきりしていますので、対策もちゃんとあります。

ハゲたくない人が、ハゲ予防に行うべき大切なことは2つです。

遺伝に負けない!ハゲたくない私が髪をキープしているハゲ予防方法
ハゲる大きな要因の一つに「遺伝」があります。隔世遺伝、優性遺伝どちらにしてもハゲる可能性は大いにあります。だからこそ遺伝に負けずにハゲを予防するために必要な2つのことをお伝えします。 決してそんなことはありません。現に私の父は30才頃からハゲ始まって今ではすっかりハゲですが、私はアラフォーになってもハゲていません。 そこで、どなたのお役に立てればと思い、ハゲていない私が実践している遺伝に負けないハゲ予防対策をお伝えしたいと思います。

できれば、髪のために最も良い方法は、食事をバランスよくとって、規則正しい生活ができるように、毎日の生活を見直してみることが大切だったりします。

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