日本酒は好きですか?わたしは好きです。そんなわたしのような人にとっては、この上ない嬉しい情報があります。それは、日本酒には育毛に効果的な「アデノシン」と言う成分が多く含まれているのです。他にもアミノ酸、こうじ菌などもハゲ予防に効果が期待できます。
日本酒に多く含まれているアデノシンとは
日本酒に多く含まれていて、育毛剤にも使われている「アデノシン」と言う成分について確認しておきましょう。「日本酒」と「育毛剤」、あまり関連がなさそうな感じがしますが。。。
アデノシンは、毛乳頭細胞の受容体を刺激して発毛促進因子FGF-7を産生させ、毛成長を促進する作用があり、安全性及び安定性にも問題が無いとして、厚生労働省も認めています。
有名なところでは、資生堂が「アデノゲン」と言う医薬部外品の育毛剤を販売しています。
『アデノシン』は、もともと体内に存在している成分です。以前から血行促進作用があることは知られていましたが、資生堂は長年の研究の結果、育毛促進因子「FGF-7」の産生や太毛化を促すことを発見しました。
また「毛乳頭細胞」という、発毛・育毛において重要な役割を担っている細胞に直接作用することも大きな特徴です。
臨床試験で育毛の有効性が確認されており、医薬部外品として承認を受けています。
参考文献:育毛剤研究の概況とアデノシンの有効性
日本酒が育毛に効果があるとされる3つの理由
日本酒が育毛に効果が期待できる理由は主に3つあります。
その1:アデノシンを多く含んでいる
資生堂の育毛剤「アデノゲン」の主成分でもある「アデノシン」が日本酒には多く含まれています。アデノシンは血液がながれるリズムを整え、体温上昇に役立ちます。血管を拡張させ、育毛に必要な栄養を毛細血管まで届ける働きをしてくれるのです。
その2:アミノ酸を多く含んでいる
日本酒は、アルコールの中で一番多くのアミノ酸を含んでいます。人間の髪の毛は主にタンパク質ですが、そのタンパク質の元となっているのがアミノ酸です。アミノ酸の含有量はワインの2倍、ビールの10倍にもなり、アルコール飲料の中でもっとも含有量が高いのです。
その3:こうじ菌を含んでいる
日本酒は米・米こうじを発酵させて”こした”ものですが、こうじ菌は細胞の老化を防ぐ役割があります。こうじ菌は育毛剤にも配合されていますし、肌のシミの元となるメラニンを抑制する働きがあるなど美容液などにも配合されています。
アデノシンが含まれているからと言って飲みすぎない
わたしもそうですが、酒好きの呑兵衛は、なんだかんだ理由をつけてお酒を飲む理由を探してしまいますね笑
日本酒にたくさんのアデノシンが含まれているからといって、たくさん飲んだ方が良いと言うわけではありません。何事も節度を守って適量を楽しむようにしましょう。そうすれば、適度にストレスも発散できて、良いことづくしです。

日本酒は頭皮の血行を考えたら、熱燗で飲むのがお勧め!
厚生労働省基準によると、日本酒の1日の適量は「1合(180ml)」。ちょっと飲み足りない気もしますが、健康を害してしまっては逆効果です。適度にストレス発散をして、一緒に生活習慣改善も目指しましょう。
