デコッパチの私にとって、どうしてもあらがえない自然現象、それは「風」。後ろから吹く風は多少強くても大丈夫ですが、前からの風は本当に嫌い。なんとなく横向きながら歩きますから。。。
そんなデコッパチの私にとって、外出時の必需品、それは「帽子」。正直、帽子さえかぶれば風はノー問題。正面だろうと、後ろだろうと、なんだって来いです。
でも、そんな帽子にまつわる嫌な噂があります。それは「帽子をかぶっているとハゲる」ということです。果たして、それは本当なのでしょうか??本当だとしたら、風にデコを晒されない為にはどうしたらいいのか。。。
帽子をかぶっているとハゲると言われる理由
帽子をかぶっているとハゲると言われる一番の理由は、「頭が蒸れて、雑菌が繁殖して、抜け毛を進行させるから」ということでしょう。
これは、正しいといえば正しいですが、だからと言って必ずしもハゲるというわけではありません。実はそれを研究した団体があります。
「帽子内環境研究会」がちゃんと調査している
実は、この帽子をかぶるとハゲるという伝説について、ちゃんと調査した団体があります。
その名も帽子内環境研究会です。
この研究会は、北里大学医学部の教授や九州工業大学の准教授、順天堂大学の准教授というすごいメンバーが集まって、ちゃんと研究しているのです。
帽子内の湿度、温度や血流など、帽子をかぶった状態がどのような環境になっているかを科学的に検証。成人男性51人が新品のヘルメットをかぶ理、3時間エアロバイクをこぐ有酸素運動を行った。運動中はヘルメット内部の温度と湿度をリアルタイムで計測。さらに運動前・運動後、そして運動後に洗髪した後の3回、頭皮の血流と汚れ具合。付着している細菌の量を測定。
結果は帽子をかぶることで頭皮が汚れやすく、菌種は変化しないが、菌量は増加していた。帽子を脱いだあと、放置を続けると汚れ・菌が増加する可能性があるため、洗髪による汚れや菌を洗浄すると効果が高いということがわかった。
帽子を被った時の頭皮環境を解析 帽子内環境研究会がメディアセミナー開催1月に設立された「帽子内環境研究会」(代表:東京メモリアルクリニック・平山の佐藤明男院長)が5月30日、「帽子内環境研究会発足メディアセミナー」を都内で開催した。 帽子内環境研究会のメンバーは、佐藤院長と九州工業大学の小西直樹准教授、順天堂大学の和田裕雄准教授の3人で、帽子内の湿度、温度や血流など、帽子を被った状...
帽子をかぶっていてもいい理由
逆に帽子をかぶっていた方が良い理由もあります、それは「紫外線から頭皮を守れるから」です。特に夏場の強い紫外線からはしっかり頭皮をガードしておくことが、大切です。また、頭の温度の上昇も抑えてくれるので、特に夏場は帽子をかぶっていた方が良いのです。
ただし、近年暑い時期にも関わらず「ニット帽」をかぶっている若者をよくみかけますが、これはどう考えてもNGです。冬場ならいざ知らず、暑い時のニット帽はちょっと遠慮した方が良いのではないでしょうか。
結論:帽子をかぶっているからハゲるわけじゃない!
以上のように、帽子をかぶっていることが、イコールハゲにつながるわけではありません。
大事なことは頭皮を清潔に保つということです。
帽子をかぶる日は、ずっとかぶりっぱなしにするのではなく、30分に1回程度、帽子をとって蒸れを解放するようにしましょう。そして、帽子をかぶった日の夜は、きちんとお風呂に入って洗髪し、頭皮を清潔に保つようにしましょう。
あとは、ストレスをためないようにすること、適度な運動をすること、バランスの良い食事を心がけることなど、生活習慣を整えることが大切です。
そうは言っても、それができたら苦労しないんですけどね。
最近では、帽子にとある機器を仕込んでおいて、低周波電気パルスで頭皮を刺激して毛包を活性化させる、ハゲ予防グッズなるものが、アメリカで研究開発されているようです。これができたらこっそりハゲ予防できて、デコも隠せて、最強です。